当院では治療方針を患者さん主導で決定いたします。訪問診療、口腔ケア指導を随時承っております。
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当院は、2015年8月に開業し、8年半が経過致しました。皆様方のご支援あってこそ診療が継続出来ております事、心より感謝申し上げます。思えば2020年1月に新診療棟での診療開始直後、新型コロナ感染症が拡大し、国を挙げた3年間の感染対策が2023年5月に終わりました。この所、やっと収束しては来ましたが、季節性インフルエンザの流行もあり、引き続きの感染対策求められる状況です。
少し、歯の話を致しますと、歯周病や虫歯は、細菌感染症です。ウイルスと異なり、空気感染や飛沫感染はしませんので、接触感染が感染経路になります。また、歯周病細菌の感染力は弱く、容易に感染はしない、または、うつったとしても、増殖・発病まで至りにくくはあります。それにも関わらず、しっかり磨いているのに、虫歯になる、歯周病になってしまうのは何が原因なのでしょうか?
その答えは、荷重(かじゅう)の不調和です。つまり、歯の問題は、細菌学的な問題に加え、力学的な問題が合わさり発生します。近年、歯磨きが出来ていない事で発生する従来の虫歯は、インフラ整備や啓蒙活動等の取り組みで減少しました。ところが、歯ぎしり・食いしばりで歯に細かいヒビが入る事から発生する虫歯、歯周組織炎などは増えている印象です。
我々歯科医は、そうした状況を改善するため、長期的に噛み合わせが安定するように、荷重のバランスを整え、医原性の疾患を発生させないよう、患者様の心身の健康に留意することも大切だと考えています。当院ではスタッフ一同、地域医療に貢献するべく、常に努力を怠ることなく精進して参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
2024年2月記載 院長 小澤総喜
歯科口腔疾患には生涯にわたり罹患する可能性があります。
そのため歯科口腔疾患の予防を生涯実施する必要があります。
歯科口腔疾患の罹患を放置することは全身疾患の増悪にも繋がりますので治療が必要です。
天然歯、修復物、補綴物のいずれも永久的に機能することはありません。
よって、年齢や健康状態により、治療方針・治療内容は異なります。
そのため、常にオーダーメードかつフルマウスリハビリテーションに準じた治療を実施します。
さらに、私たちは長期的な予後を洞察する力を磨き続け、院内の標準化を目指します。
静かな疾患である歯科口腔疾患の病態とそれによるお身体への影響を皆様にご理解いただく
ため啓蒙活動に遵守し、地域における健康の標準化を目指して参ります。
患者様の希望を尊重した上で、必要な情報提供を実施します。
私たちは快適な食生活と全身の健康が生涯に亘り継続することを切に願っております。
真の主治医は患者さん自身です。そのために我々は患者様の健康で豊かな生活を切に願い、プロフェッショナルとしての情報提供と疾病の予防処置、治療を実施し全力でサポートいたします。
患者さん主導の貴方が保つ健康のため私たちは、
①トゥルーステリング(真実を伝える)
②インフォームドコンセント(説明と同意)
③セルフディターミネイション(自己決定権)
を実施します。
平10 3 | 岐阜県立多治見北高等学校 卒業 |
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平11 4 | 愛知学院大学歯学部歯学科 入学 |
平17 3 | 愛知学院大学歯学部歯学科 卒業 |
平18 4 | 愛知学院大学大学院歯学研究科 入学(口腔外科学専攻) |
平22 3 | 愛知学院大学大学院歯学研究科 修了 |
平17 4 | 日本赤十字社 姫路赤十字病院 就職 (前期研修:歯科医師臨床研修医) |
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平19 4 | 国立長寿医療センター病院 就職 (後期研修:歯科レジデント) |
平22 3 | 国立長寿医療センター病院 退職 (後期研修課程修了) |
平22 4 | 独立行政法人 国立長寿医療研究センター 就職(医員) 所属:先端診療部 歯科口腔外科 |
平22 4 | 愛知学院大学歯学部 非常勤助教 就任 顎顔面外科学講座 |
平23 7 | 独立行政法人国立長寿医療研究センター 歯科口腔先進医療開発センター 歯科口腔先端診療開発部 歯科口腔先端診療開発室長 就任 |
平22 4 | 厚生労働省 長寿医療開発費 21指-8「近赤外光・レーザー等を用いた新たな歯科疾患診断・治療用機器の開発に関する研究」分担研究者 |
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平23 4 | 厚生労働省 長寿医療開発費 23-20「近赤外光・レーザー等を用いた新たな歯科疾患診断・治療用機器の開発に関する研究」分担研究者 |
平23 4 | 公益財団法人 長寿科学振興財団 長寿科学研究者支援事業「高齢者にも安全に用いる事が可能な薬剤含有可食性フィルムを用いた新たな歯科治療法・薬剤投与法・ドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発研究」 |
平24 4 | 公益財団法人 長寿科学振興財団 長寿科学研究者支援事業「高齢者にも安全に用いる事が可能な薬剤含有可食性フィルムを用いた新たな歯科治療法・薬剤投与法・ドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発研究」 |
平25 4 | 厚生労働省 長寿医療開発費 23-20「近赤外光・レーザー等を用いた新たな歯科疾患診断・治療用機器の開発に関する研究」分担研究者 |
平25 4 | 公益財団法人 長寿科学振興財団 長寿科学研究者支援事業「高齢者にも安全に用いる事が可能な薬剤含有可食性フィルムを用いた新たな歯科治療法・薬剤投与法・ドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発研究」 |
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